ネットお見合いの活用は大いに有効ともいえる。 傑作(0)
2007/6/3(日) 午前 8:38
恋愛についてその他人文科学 派遣社員のF美さんは、かわいらしい顔立ちでスタイルも良く、スレンダー。
現在40歳だが 30代前半といっても通用しそうなルックスの持ち主だ。
そんなF美さんが「40歳までに 結婚する!」と固く心に誓ったのは、30代も後半。
派遣社員とはいえ仕事は忙しく、出会う 異性は仕事関係ばかり。
気付けば何年も恋愛と無縁だった。
一念発起し30代のお見合いパーティに30代前半と偽って参加。
カップル成立したものの その後お茶して話してみると、
「なんでこの人を選んだのだろう?」という印象しかなかった。
会話を自分がリードしなければならない頼りない男性が多い上、
自分が年齢を偽っている ことも段々気が引けてきて、パーティ遍歴に見切りをつけた。
多少度胸のついたF美さんは、次のステージに進む。
比較的まじめな出会い系サイトで 出会いを探そうとした。
しかし、まず誤字脱字がひどいメールが多く、読む気が萎えた。
内容も、「これで女性が会おうという気になると思う?」と脱力するものがほとんど。
そしてF美さんは悟った。
「ある程度お金をかけないと、それなりの人とは出会えない」。
でも、あまり多大な費用はかけたくない。
そこで、登録は無料だが、会ってみたい人が いたら仲介会社に数千円を払う、
というシステムの某大手お見合いサイトに登録した。
「今度は正直にいこう」と決めたF美さんは、もう年齢も偽らず、実年齢を公表した。
任意だった顔写真も載せた。
すぐ100通を超すアプローチのメールが届いたが、男性側の
顔写真のないものは対象から除外した。
「顔で選ぶわけではないんです。自分が顔出し して正直に接しようとしている分、
相手も同じであって欲しいじゃないですか」とF美さんは語る。
さらにその中から、メールの印象が良かった人に絞り、返信。数回メールをやりとりして
さらに絞り、通算10名は会った。
会ってみると、会話のキャッチボールができる人が圧倒的に 少なかったそうだ。
ある男性は一流企業に勤めており、条件は良かったが、デートを終えると
F美さんは何か違和感を覚えた。「彼は自分のことばかりしゃべっていて、一度も私のことを
尋ねてくれなかった」。
そんな数々の出会いの中で、ルックスが特に好みだったわけではなかったが、
「一番まともだった」のが現在の彼である
。彼女より8歳年下のサラリーマン。自分のことも包み隠さず話してくれるが、
彼女の話もちゃんと聞いてくれる。
ただ、ファッションセンスが自分の感覚とかけ離れている点、まじめだが面白みに欠ける点に
多少不満を感じた。
デートを重ねつつも「本当にこの人でいいの?」とF美さんは何度も自問したという。
彼に内緒で、その後アプローチのあった数名の男性とも会ってみた。
しかし、彼の人間的な「まっとうさ」を超える人はついに現れなかった。
忙しい彼女と自宅通勤の彼のデートはもっぱら彼女のマンション、という
どこか男女逆転の感のある間柄に、「私って都合のいい女?」という不安を感じつつも、
具合が悪かった時、親身に看病してくれた彼の優しさに感動を覚えた。
彼女の“白馬の王子様願望”はいつしか消え、現在、交際2年目。
強い決め手は感じないが、「一緒にいると安心できる」相手だから、もしプロポーズされたら
結婚するだろうなと思っている。
彼の気持ちをそれとなく聞いてみたいが、恐くて自分からは切り出せない。
40代を迎え、心は揺れている。
こんなF美さんの例は、最近の男女関係、結婚観の縮図ともいえるのではないだろうか。
お見合いサイト数社が公開している自社の統計によると、登録者は男女共に30代全般
、首都圏在住者が圧倒的に多い。
職業は、男性は技術系、女性は事務系に次いで派遣社員、専門職の比率が高い。
そうした人は実際、職場での出会いは少ないのかもしれないが、
「仕事関係での恋愛はあとが面倒、それよりも未知の世界の人と出会いたい」という思いや
願望も背景にありそうだ。
ネット婚も珍しくなくなった今、セキュリティのしっかりしているネットお見合いの活用は
大いに有効ともいえる。
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